桑名市議会 2022-12-20
令和4年都市経済常任委員会 本文 開催日:2022-12-20
○審査順序
5:
委員長(
近藤 浩)
また、審査の順序につきましては、配付の都市経済
委員会日程(案)のとおり進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
なお、議案第97号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第10号) 所管部門については、複数の所管部門に説明が分かれますので、討論及び採決は、説明が最後となる都市整備部所管部門の質疑終了後に行います。
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○現地視察
6:
委員長(
近藤 浩)
ここで、審査に当たり、あらかじめ1点御了承いただきたいと思います。
今回、本
委員会の付託議案の審査において、特段現地視察を要するものがないと思われますので、これを省略したいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、現地視察を省略いたします。
それでは、配付の日程案のとおり取り進めます。
これより、上下水道部所管部門の審査を行います。
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○議案第100号
7:
委員長(
近藤 浩)
初めに、議案第100号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第5号)を議題といたします。
当局の説明をお願いします。
8:
上下水道部長(
栗原繁憲)
おはようございます。
上下水道部長の栗原でございます。よろしくお願いいたします。
上下水道部所管部門につきまして審査をよろしくお願いいたします。都市経済
委員会に付託されました各議案につきまして、担当課長より御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
9:
企画総務課長(満仲 弘)
おはようございます。企画総務課、満仲でございます。着座にて失礼いたします。
それでは、議案第100号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。
議案第100号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第5号)の1ページを御覧ください。
第2条、収益的収入及び支出でございます。
支出の部でございますが、第1款、水道事業費用を1億1,518万円増額し、28億8,467万9,000円に補正するものでございます。内訳といたしましては1行下、第1項、営業費用を1億1,518万円増額し、27億7,250万6,000円にするものでございます。詳細は後ほど実施計画明細にて説明をさせていただきます。
次に、第3条、資本的収入及び支出でございますが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億6,442万3,000円を4億6,766万3,000円に、過年度分損益勘定留保資金3億5,886万6,000円を3億6,210万6,000円に改め、資本的支出の予定額、第1款、資本的支出を324万円増額し、17億3,235万1,000円に補正するものでございます。内訳といたしましては、1行下の第1項、建設改良費を324万円増額し、13億766万6,000円にするものでございます。
それでは、実施計画明細で詳細を説明させていただきますので、7ページを御覧ください。
7ページ、令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第5号)実施計画明細でございます。
まずは収益的収入及び支出、そこの支出の部でございます。
款1.水道事業費用、項1.営業費用、目1.原水及び浄水費の補正予定額1億1,518万円の増は、節にございますように動力費の補正でございまして、内訳説明のとおり電力料金の上昇により、年度途中に予算不足が見込まれますことから、今後必要な電力料金について増額をお願いするものでございます。
次に、8ページを御覧ください。
資本的収入及び支出、支出の部でございます。
款1.資本的支出、項1.建設改良費、目4.固定資産購入費の補正予定額324万円の増は、重要な基幹管路である蓮花寺水道管路の更新に必要となる用地取得費を計上させていただいたものでございます。
以上、議案第100号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第5号)でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
10:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
11:
委員(
伊藤惠一)
伊藤惠一です。
まず、7ページの動力費の電気料金のアップということで、ちょっと簡単に聞かせてもらいたいんですが、1億5,000万円余ということなんですが、主に動力費は何に使っている電気なんでしょうか。ポンプとかそういうものですかということと、それから当初予算が幾らで1億5,000万円今回上がってきたのかということですね。当初予算が幾らほどであったかということが2点目。
それから、今どこの電気で、中部電力と違うところですか。どこで契約しておられるのか。自由化でほかのところになったのか。今回単純に、そことの契約の中でアップしたのか。破綻したところがあって今回訴えというような議案も出てくるみたいですけど、そういう契約先が変わったということではないんでしょうかね。そこら辺ちょっとトータルで、簡単で結構ですが、御説明をお願いします。
12:
水道課長兼
水道技術管理者(
城田 一)
水道課長の
城田と申します。よろしくお願いいたします。
一つ目の質問についてお答えさせていただきます。主に水道施設の送水ポンプ、高圧の方のポンプの稼働について電力を使っているということになります。
13:
企画総務課長(満仲 弘)
満仲でございます。
二つ目と三つ目につきましては、私のほうから説明させていただきます。
まず、今回補正の動力費の当初予算額は1億5,604万9,000円でございます。増額が1億1,518万円でございます。
それで、どこと契約かということでございますが、水道事業に関しては中部電力ミライズ、当初から中部電力グループと契約をしておりまして、今回、新電力の破綻等々、そういった影響はございません。ただ、同じように燃料調整費等の関係でかなり単価が上がってきておりまして、その影響で今回補正をお願いするものでございます。よろしくお願いいたします。
14:
委員(
伊藤惠一)
えらい失礼しました。当初予算が1億5,000万円余で、それから増額補正額が1億1,000万円ということで7、8割上がってきたと思うんですが、ちょっとあまりにも上がり過ぎなのか、そういう契約なのか、どういう理由なのか、ちょっと分かる範囲で結構なんですが、お答えいただきたいのと、それから、もう1点は、当初から電力の自由化で多分いろいろ入札とかしていただいて安価なところに変えられたんじゃないかなと思いますけど、変わっていないのか。そういうふうにした結果、今言われたようにミライズなのか。ちょっとそこら辺の経緯だけ簡単に教えてもらえますか。お願いします。
15:
企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
まず、一つ目の7割ちょっと上がってきている形になるんですが、こちらに関しましては、例を申しますと、私どもの施設の動力費は高圧電力という形なんですが、そこで単価1キロワット当たりが15.26円の契約になっております。それにプラスして燃料調整額というもの、ほかにも細かいのが幾つかあるんですが、そういったものが加算されて電力料金になるんですが、この燃料調整額が令和4年4月の時点では1.12円の上乗せでございました。
それが令和4年12月には10.57円という形になってきておりまして、差額としては1キロワットアワー当たり9.45円上がってきているという形でございまして、かなりのパーセンテージ、先ほど言った基本単価と合わせますと1.5、1.6倍の上昇率になってきておりまして、そういった影響もありますし、今後も、この燃料調整費については上昇が予測されますので、今回このような形の増額補正をお願いするものでございます。
それと、もう一つ言っていただいていた契約に関してなんですが、上下水道部のほうは当然新電力がたくさん出てきて選べれるような時代になってきたということは重々承知はしておったんですが、社会インフラの基盤である上下水道事業ということで、ずっと中部電力グループと電力契約をしておりまして、今回この市場の混乱等々で新電力は、かなり厳しい状況になっている直接の影響はございませんでした。以上でございます。
16:
委員(
伊藤惠一)
ありがとうございます。新電力は採用していなかったということなんですけれども、差し支えがなければそういうことも検討していただく必要はあるのかなと。検討した結果ということなら仕方がない。入札したりとか、いろいろ契約の内容によってということは分からないんですけれども、そういうことも考えるべき、お答えいただいた部分では、それも必要があるんじゃないかなというふうな印象をいただいたのが一つと。
それから、今現在の契約の内容で1.7倍か何倍になったという、果たしてその契約自体がその調整額でそのまますんなり来ておるのか、契約だからそういうふうに来ておるのかちょっと分からないんですけど、その契約の見直しというか、あまりにも負担が激烈に、7割も8割もというのはちょっと考えられない話ですから、そこら辺も今後見直していくべき課題かなと思うんですけれども、この2点を簡単で結構ですけれども、見通しについてお願いします。
17:
企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
電力の契約につきましては、
委員おっしゃられるように、うちのほうでも比較検討等いろいろさせてもらったんですが、最終的に中部電力とという形で、その際、中部電力とは値引き交渉じゃないですけど、そういった形をいろいろ協議させていただいて、大口取引の割引の特約は結ばせていただきました。ただ、この特約を今後続けれるかどうかというと、今のこの市場の状況では、かなり厳しい状況になってきておりまして、今後継続できるかどうかは、かなり厳しい見通しでございます。
それと、もう一つの値段につきましては一応プランがありまして、先ほど言った大口取引の割引等々の特約なんかはございますが、それ以外については、もうこのプラン以外で何かということはございませんので、この単価と燃料調整費というのは仕方がないものというふうに考えております。ただそれ以外で少しでも安くできるような方策等々、中部電力から提案いただいたものなんかもありますので、そういったものは今後とも積極的に取り入れてまいりたいと思っております。
18:
委員(
伊藤惠一)
もう一つだけお願いします。8ページですが、8ページの管路のバイパスのための蓮花寺の土地購入ということですが、平方メートルでも坪でも結構なんですが、単価を教えていただけますか。適正かどうか、そこら辺も含めて簡単に教えてください。
それから、これバイパスのための土地取得なんですが、そのバイパスはいつ工事をしていくのか。50年ほどで老朽化しているというんですが、そこの辺りの管路の施設が。いつの工事を想定してみえるのか。
それから、その工事が終わったらロードサイドの店舗の土地の一部を購入するということなんですが、どういう状態に復帰していくかということを分かっておれば、まだ分からなければ分からないんですが。簡単に説明していただけますでしょうか。お願いします。
19:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
20:
水道課長兼
水道技術管理者(
城田 一)
水道課の
城田でございます。
質問にお答えさせていただきます。購入する土地に関しましては1平米2万7,000円でございます。2万7,120平米、6メーターの20メーターで120平米を購入いたします。金額としては324万円でございます。
次に、今後の工事についてなんですけれども、昭和49年に設置した主に蓮花寺、在良地区等を中心とした約4,000件が対象となる直径400ミリの重要基幹配水管路で、設置から48年経過し、将来的に管路の更新が必要となります。大体約50年から60年で更新を考えております。
バイパスに関しては、今購入いたしまして3年ぐらいでバイパスをつくりたいと考えております。
あと復旧の件ですけれども、1度購入したところはそのままにしておいて、バイパス管を入れた後、ピットの蓋で舗装して復旧したいと思っております。以上でございます。
21:
委員(
伊藤惠一)
ありがとうございます。先ほどちょっと聞いた中で答弁漏れですけど、1平方メートル当たり2万7,000円ですが、これは高いのか安いのか。適正な値段かということと、それからロードサイドですから、舗装して、これはもうそこへは乗り入れれないような形になるのか。ロードサイドのお店としては商業のための施設じゃないので、少し飾りというか、何かしてくださいというような話があるのか。そこら辺はどうでしょうか。見通しで結構です。
22:
水道課長兼
水道技術管理者(
城田 一)
水道課の
城田でございます。
2万7,000円についてお答えさせていただきます。路線価格で確認したところ、2万7,000円というのがここら辺の土地の値段でございまして、それで妥当だと判断させていただきました。
あと次なんですけれども、工事した後フェンス等で囲って中に入れないようにすると考えております。
23:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
24:
委員(森 英一)
森でございます。
先ほど
伊藤惠一
委員からもあったんですけれども、この動力電気代の1億1,518万円は相当大きいので、一つは先ほど10.57ってあったんですけど、これはトータル的に何%ぐらいの値上がりになっておるんですか。
それと、もう一つは、5月に水道料金が上がりますけれども、何か今年度関係してこないかどうかの確認だけはしたいんですけれども、よろしくお願いします。
25:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
26:
企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
電気代なんですが、一応いろいろ項目があるんですが、主なものとして基本単価と燃料調整単価というのがございまして、先ほど例に出しました4月ですと両方合わせると単価が16.38円、これが12月ですと25.83円ということで、それで比較した場合ですと割合としては1.58倍ほどになってまいります。
もう一つ、水道料金の改定との関連ですが、水道料金の改定につきましては経営戦略に基づいて行っているものでして、急激な電気代の高騰というのは盛り込んでいないときのものでございます。今後この電気代の影響等につきましては、また戦略の見直しをしていく中で検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
27:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
議案第100号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第5号)について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
異議なしと認めます。
よって、原案のとおり可決することに決しました。
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○議案第101号
28:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第101号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第4号)を議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
29:
企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
議案第101号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。
議案第101号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第4号)の1ページを御覧ください。
第2条、収益的収入及び支出でございますが、支出の部、第1款、下水道事業費用を1,350万円増額し、48億7,265万円に補正するものでございます。内訳といたしましては、1行下、第1項、営業費用を1,350万円増額し、43億7,740万1,000円にするものでございます。
詳細を御説明いたしますので、6ページを御覧ください。
6ページ、令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第4号)実施計画明細でございます。
収益的収入及び支出、支出の部でございます。
款1.下水道事業費用、項1.営業費用の補正予定額1,350万円の増は、電気料金の上昇による動力費の補正でございまして、電気料金の上昇により、年度途中に予算不足が見込まれますことから、今後必要な電気料金として、目1.汚水管渠費では300万円、目3.汚水ポンプ場費では250万円、目4.雨水ポンプ場費では600万円、目5.処理場費では200万円の増額補正をお願いするものでございます。
以上、議案第101号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第4号)でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
30:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
31:
委員(
伊藤惠一)
1点だけ。6ページなんですが、6ページの補正額を見ていますと上水ほど上がっていないのかなと思うんですが、35%ぐらい上がっているんですかね。これ、補正額になると。ちょっと計算がぱっとできませんけど、上水に比べて下水のほうが補正額が少ないというのは、どういう比較というか、理由ですか。ちょっと教えていただけますか。
32:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
33:
企画総務課長(満仲 弘)
企画総務課、満仲でございます。
水道事業と比べて補正率が低いということでございますが、水道事業に関しては、ほぼ一定量の水のために、ある必要な量に応じて常に稼働しているような状態になっておる。必要な量を確保するためにずっと稼働し続ける形の電力の消費をしております。下水道事業に関しましては排水等の関係もございまして、雨が降ったりすると電気代が増える。あとは天候等によって汚水の処理なんかでも多少誤差が出てきますので、そういった不確定要素が強いところで、もともと大雨などに対応するように予算を組んでおりまして、そのため今年はそれほど大きな大雨がなかったということで、予算として余裕があるので、上昇幅がちょっと抑えられているというふうに考えております。
34:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第101号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
異議なしと認めます。
よって、原案のとおり可決することに決しました。
以上で、上下水道部所管部門における付託議案の審査は終了いたしました。
ここで、暫時休憩をいたします。
午前10時30分 休憩
午前10時34分 再開
35:
委員長(
近藤 浩)
それでは、休憩前に引き続き、都市経済
委員会を再開いたします。
これより、産業振興部所管部門の審査を行います。
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○議案第97号
36:
委員長(
近藤 浩)
議案第97号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第10号) 所管部門を議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
37: 産業振興部長(松岡孝幸)
おはようございます。産業振興部長、松岡でございます。
先ほどの上下水道部に引き続きまして、産業振興部所管部門の審査をどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、議案第97号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第10号)のうち、産業振興部が所管する部分につきまして、商工課長から御説明申し上げます。よろしくお願いいたします。
38: 商工課長(谷口 伸)
商工課の谷口でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、議案第97号の24ページ、25ページをお願いいたします。
説明の方法ですが、左側のページから対象の款項目を順に読み上げ、右側のページ、右端の欄になりますが、説明欄に記載の事業費の内容を御説明いたします。金額につきましては記載額のとおりになりますので、読み上げを割愛させていただきます。また、財源につきましては、一般財源以外の主なものについて御説明いたします。
では、左側の24ページから、款6.農林水産業費でございます。項1.農林水産業費、目2.農林水産業総務費、右側25ページに移りまして、右端、説明欄、農業関係費の経営所得安定対策事業費につきましては、令和4年度経営所得安定対策等推進事業費補助金について、申請手続の電子化移行費用が追加で割当てされたため、移行費用を含めた経費の不足分を計上するものでございます。財源は全額、県支出金でございます。
次に、目3.農林水産業振興費、説明欄、農業振興費のアイリスパークみぞの管理運営費につきましては、電気料金の高騰に伴い、所管する施設の予算の不足が見込まれることから、必要な額を増額するものでございます。
次に、肥料価格高騰対策支援事業費につきましては、肥料価格の急激な高騰により、経営が圧迫されている農業者または農業法人に対し、肥料価格上昇分の70%を補填する国の支援措置及び15%を補填する県の支援措置に合わせて残りの15%を市が上乗せし、支援するものでございます。財源は全額、地方創生臨時交付金でございます。
次に、漁港管理費の漁港管理事業費につきましては、電気料金の高騰に伴い、所管する施設、伊曽島漁港の予算の不足が見込まれることから、必要な額を増額するものでございます。
次に、目4.農地総務費、説明欄、農業用施設管理費の揚、排水機場施設につきましては1,460万円を計上しております。内訳としましては、市が所有する揚、排水機場の運転に係る電気料金が大幅に上昇しているため、今後の電力調達状況も踏まえ、電気代を計上するものが1,380万円、また揚水機施設を管理する農家組合等に対し、補助金要綱に基づき施設に係る電気代を2分の1以内で補助しているところでございますが、こちらについても電気料金が上昇していることから、補助金の不足分80万円を計上するものでございます。
次に、土地改良施設維持管理適正化事業費につきましては、来年度予定しておりました城南排水機場、野代排水機場の工事が今年度実施できる調整が図れたため、事業費を計上するものでございます。財源は、土地改良施設維持管理適正化事業交付金でございます。
次に、国土強靱化推進事業費の湛水防除事業費につきましては、来年度予定されていた県営事業で実施していただく排水機場のしゅんせつ工事が今年度実施できる調整が図れたため、事業費に係る市の負担額を計上するものでございます。財源は、緊急浚渫事業債でございます。
次に、ため池等整備事業費につきましては、目細ため池、駒ヶ谷ため池の基本計画策定業務において、より詳細な測量・地質調査が必要になったため、事業費を増額するものでございます。財源は、農村地域防災減災事業費補助金でございます。
次に、目5.輪中の郷費、説明欄、施設管理運営費につきましては、電気料金の高騰に伴い、所管する施設、輪中の郷の予算不足が見込まれることから、必要な額を増額するものでございます。
続きまして、款7.に移ります。款7.商工費、項1.商工費、目1.商工総務費、説明欄、一般事務費につきましては、電気料金の高騰に伴い、所管する施設の予算の不足が見込まれることから、必要な額を増額するものでございます。
それでは、少しページを進めていただいて、32、33ページをお願いいたします。
では、32ページから、款14.災害復旧費、項2.農林水産業施設災害復旧費、目1.農林水産業施設災害復旧費、説明欄、農業用施設及びその次の農地につきましては、令和4年9月3日から4日に発生しました集中豪雨により被災した、農業用施設及び農地を復旧するための事業費を計上するものでございます。財源は、災害復旧農林水産事業費国庫補助金等でございます。
以上が産業振興部の所管する一般会計補正予算(第10号)の説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
39:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
40:
委員(
伊藤惠一)
伊藤惠一です。
数点お願いいたします。まず、24、25ページだと思うんですが、肥料の価格の補填をやっていくということですが、上限というのはあるんですか。パーセンテージはお聞きしたんですが、上限価格というのは何かあるのかということと。
それと国が7割ですか。それから、農家の2分の1を市が負担していくということで、そこまで手厚い理由はどういうことですかね。昔から、農業に関しては補助金の割合がかなり手厚いんですけれども、食料というようなことで今回も手厚い補助金になっているのか。ちょっとそこら辺を簡単に説明してください。
41:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
42: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
農林水産課、黒川でございます。
まず、1点目の、この補助の上限についてですけれども、こちらについては特に上限というのは定めておりません。買われた部分についての支援をさせていただくというものでございます。
それから、なぜ支援がこのように手厚いのかというふうな御質問ですけれども、御存じのとおりウクライナへのロシアの侵攻等によって、今肥料代というのが非常に値上がりをしておるということで、農業者の営農は今非常に厳しい状態となっております。そこを何とか支援をしていきたいということで、国のほうで70%、それから県のほうでも15%を支援されるということで、市としても15%支援をさせていただこうというふうなことで予定をさせていただいたということでございます。以上です。
43:
委員(
伊藤惠一)
ありがとうございます。2点目ですが、同じページですけど、24、25ページと思うんですが、土地改良施設維持の関係で交付金が2,900万円出ておりますけれども、これは交付金ということなんですが、交付金は国からということでいいでしょうか。
44:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
45: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(橋本優香)
農林水産課、橋本です。
2,900万円については国からの補助金ということになります。
先ほどのことを訂正させていただきます。これにつきましては50%が国の補助金になりまして、国が50%、県が20%、地元の負担及び市の負担が30%という形になります。適正化事業につきましては、5年間予算を積み立てまして、実施するときに事業費を使うものになりますので。
46:
委員(
伊藤惠一)
2,900万円のうち一般財源って入っていないと思いますけど、それは市の負担30%がその他に入っているんですか。
47: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(橋本優香)
これは5年間の積立てをしているものになりますので、今年度、工事をする際に拠出金としてためているものを支出することになりますので、今回の具体的なお金としては一般財源は使っていないという形になります。
48:
委員長(
近藤 浩)
伊藤惠一
委員が今言われたのは、2,900万円の財源内訳をお聞きしているというふうに理解しておるんですけれども、それをお答えいただければというふうに思います。今お答えいただいた国が50%、県が20%、市が30%ですか。
49: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(橋本優香)
そちらを市ではなくて土地改良連合会で積み立てておりまして、積み立てて工事を実施するときに交付金として市にお金が入ってくる形になります。積立金という形になります。
50:
委員長(
近藤 浩)
それは、この2,900万円の中に積立金が充てられるということですか。
51:
委員(
伊藤惠一)
2,900万円はどこから来たの。
52: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(橋本優香)
積立金が、交付金として、土地改良連合会から全額2,900万円、市に来る形になります。
53:
委員(
伊藤惠一)
それから、もう1点、排水機場の土砂の撤去ですが、これはどうして県営事業になるのか。そこのところの理由だけ簡単に教えていただけますか。
54:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
55: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(橋本優香)
こちらは令和2年度に、昨今よりの豪雨災害の激甚化や河川氾濫を踏まえて、地方公共団体が緊急または集中的にしゅんせつ事業に取り組み、危険箇所を解消できるように創設されたものでございまして、こちらは県が事業を行うという形になっております。以上です。
56:
委員(
伊藤惠一)
排水機場は、市が多分運営しているのかなと思うんですが、土砂撤去はどういう理由で県の負担なのか。そういう排水機場というか、土砂を撤去するエリアは県の所有なのか。どういう理由でというふうに聞いたんですけど、ちょっと簡単に教えてもらえますか。法的にですか。
57: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(橋本優香)
農林水産課、橋本です。
こちらは県の事業として行われる形になっておりまして、市としては排水機場の遊水地、水をためるところについて、土砂が堆積しているところを地元の要望とか、あと市で調査をして、土砂が堆積しているところについて、希望を出して、撤去するということを県の事業として行ってもらっております。
58:
委員(
伊藤惠一)
昔からそういうルールということですね。
それから、同じページで商工費の光熱水費の値上がりですが、これはどこと契約しておるのか。会社を教えてもらいたいのと、それから32、33ページの農業用施設、農地の復旧ということで、どんなものを復旧するのか。簡単で結構ですが、1、2例挙げて説明していただけますか。お願いします。
59:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
60: 商工課長(谷口 伸)
商工費17万4,000円につきましては、契約は中部電力でございます。以上です。
61:
委員長(
近藤 浩)
説明はよろしいですか。
62: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(橋本優香)
こちらの災害につきましては、農業用の水路がのり面の崩壊をしたり、あとは農地もあぜ等が崩壊したものを修繕する工事になります。
63:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
64:
委員(伊藤真人)
先ほど
伊藤惠一
委員から質問が出ていましたけれども、25ページの国の補助メニューで肥料価格高騰対策支援事業というのがありますね。これはなかなかややこしくて、5戸以上の農家をまとめなきゃいけないとか、化学肥料の削減計画をつくらなきゃいけないとか、いろいろ難しいことがあるんですけれども、実際にもう化学肥料なんていうのは皆さんずっと削減をやってみえると思うんだけれども、その辺はどうなのかというのと、個々の農家が自分たちで5戸集まってこれを申請しよう、とかならないので、農協なのか、何かほかの団体なのか、窓口はどこになるのかということをちょっと教えてほしいんですが。
65:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
66: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
農林水産課、黒川でございます。
委員おっしゃったように、条件的に国も2割低減とか、そういったことを言っていただいておるわけですけれども、実際、今国としても化学肥料の削減に取り組んでいくという指針を出しておりますので、既に化学肥料を減らしていこうというふうな動きは出てきておるというところではあります。しかし、急にその辺を一気に減らしていくというのは難しいところですので、堆肥を活用していくとか、汚泥の方でそれを使っていくとか、そういうふうな取組が今進められておるところですので、徐々にその辺りは切り替わっていくと考えております。
それから、もう一つの買っていただくところなんですが、おおむねほとんどは農協が窓口になっていただくというふうに考えておりますけれども、化学肥料の販売を扱ってみえる業者で5戸以上という条件がありますけれども、その辺をクリアしていただければ御購入というのもありというふうになっておりますので、よろしくお願いします。以上です。
67:
委員(伊藤真人)
国の案内もそうやって書いてあったんですけれども、農協だとか肥料屋が窓口になるというようなことを。実際、農協とか肥料屋、この肥料を売っておるほうが肥料を削減することに対してどうなのかなって。その窓口として、積極的にこれをやってもらえるんかなという心配があるんですけど。よその市町では、もうこれをやっておるところもあるんですよね、たしか。本年度5月頃からこの補助メニューがあるんかな。もう既にやっておるところもあるんですけど、どのような実績というか、把握をしてみえることがあったら教えてほしいんですけど。
68:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
69: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
農林水産課、黒川です。
農協と私どもも話をさせていただいておりまして、この制度自体の御理解というのはいただいておりますし、それからこういった肥料の支援というのは、農協からも市にそういった要望というのをいただいておるところでございますので、その辺は御理解をいただいているというふうに認識をしております。以上です。
70:
委員(伊藤真人)
ありがとうございます。それじゃ、32ページの災害復旧ですけれども、今回上がっている予算以外にもまだたくさんあると思うんですけど、今回の予算でどれほどの復旧工事を見込んでみえるのか。教えてください。
71:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
72: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(橋本優香)
農林水産課、橋本です。
9月3日、4日で災害のあった箇所につきましては市も点検して、地元からも報告があったものに対して今回予算を上げておりまして、これ以外のものにつきましては、特段地元から報告は上がっておりません。小規模なものにつきましては、地元で市も材料支給など協力しながら修繕をしておりますので、これ以外のものについては市としては報告を受けていない形になります。
73:
委員(伊藤真人)
9月3日、4日の大雨の被害はこの災害復旧費でもう全て賄える、工事が終わるということで、災害復旧に当てはまる額の基準というのを教えていただきたいんですが。
74: 農林水産課主幹(農業基盤整備担当)(橋本優香)
農林水産課、橋本です。
こちらにつきまして、国の補助としましては、一定要件のもの以外は補助金としては上がってこないんですけれども、例えば、1か所当たり40万円以下の工事費になるものですとか、農道の幅が4メーター未満というものにつきましては国の補助が受けれませんので、こちらについては市の単費で工事を行いたいと思っております。それ以外につきましては国の補助を得て工事をする形になります。以上です。
75:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
76:
委員(森 英一)
25ページの先ほどの肥料の価格高騰対策支援事業ですけれども、まずこの予算で想定される件数は何かお持ちですかというのが一つと、それと国のメニューに合わせるということなんですけれども、令和5年5月の春肥、要するに秋肥と春肥とあると思うんですけれども、春肥の部分も来年度に関わってくるんじゃないかなと思うんですけれども、そこら辺はどうなのかというのを教えてください。
77:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
78: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
農林水産課、黒川でございます。
まず、1点目の想定される件数ということなんですけれども、市内の販売農家が対象で716戸あるんですが、今の段階でそのうちでどれぐらいが申請に至るかというのは不明というお答えになります。
それと、令和5年の春肥も対象になっておりますので、それも含めての金額ということでございますので、よろしくお願いします。以上です。
79:
委員(森 英一)
今、716戸のうち分からんでしょうということですけれども、この予算としては上限を決めたんですね。先ほど上限の話がありましたけれども、そういう意味では何か想定されていないのかなということなんですけれども。
80:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
81: 産業振興部次長兼農林水産課長(黒川浄明)
農林水産課、黒川でございます。
この予算の計上に当たりましては、件数というよりも昨年度の販売実績額を根拠としておりますので、よろしくお願いいたします。
82:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
なお、本議案の討論及び採決は、冒頭に御案内したとおり、都市整備部所管部門の質疑終了後に行いますので、よろしくお願いいたします。
以上で、産業振興部所管部門における付託議案の審査は終了いたしました。
ここで、暫時休憩いたします。
午前11時02分 休憩
午前11時12分 再開
83:
委員長(
近藤 浩)
それでは、休憩前に引き続き、都市経済
委員会を再開いたします。
これより、都市整備部所管部門の審査を行います。
───────────────────────────────────────
○議案第97号
84:
委員長(
近藤 浩)
議案第97号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第10号) 所管部門を議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
85: 都市整備部長(西尾英哲)
都市整備部長の西尾でございます。
引き続き、都市整備部所管部門の審査をお願いいたします。付託されました各議案につきましては、それぞれ担当課長のほうから御説明をさせていただきます。よろしくお願いします。
86: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)
都市管理課長の山下です。よろしくお願いいたします。
それでは、議案第97号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第10号)のうち、都市整備部が所管いたします事項につきまして、私からまとめて御説明をさせていただきます。
議案第97号の5ページを御覧ください。
第2表、繰越明許費、款8.土木費、項4.都市計画費、事業名、土地区画整備事業費4億2,813万円ですが、補償交渉に不測の日数を要したことにより、桑名駅西広場他整備工事の発注に遅れが生じ、年度内の工事完了が見込めないことから、繰越明許費をお願いするものでございます。
1枚めくっていただきまして、6ページを御覧ください。
第3表、債務負担行為補正、1、追加、上から三つ目の桑名駅北自転車駐車場管理運営委託料、期間は令和4年度から令和5年度までの2か年で限度額は2,670万円です。これは、桑名駅北自転車駐車場の令和5年度に係る管理運営委託について、4月当初から業務を執行していただくため、令和4年度中に業者の選定及び契約を締結する必要がありますことから、2か年の債務負担行為を設定するものです。
次に、少し飛びますが、24、25ページを御覧ください。
款8.土木費、項2.道路橋りょう費、目2.道路維持費、説明欄、道路施設管理費1,819万7,000円は、市内一円の街路灯について、当初予算算定時には想定できないほど大幅に電気料金が上昇し、高止まりの状況が今後も継続する見通しとなったことから、電気代を増額するものでございます。
1枚めくっていただきまして、26、27ページを御覧ください。
次に、項3.河川費、目1.河川総務費、説明欄、一般事務費31万5,000円は、伊勢湾台風記念館、蟠龍櫓等について、当初予算算定時には想定できないほど大幅に電気料金が上昇し、高止まりの状況が今後も継続する見通しとなったことから、電気代を増額するものでございます。
次に、目2.河川管理費、説明欄、水門管理費6万6,000円は、赤須賀水門等について、さきの一般事務費と同様の理由から電気代を増額するものでございます。
次に、項4.都市計画費、目1.都市計画総務費、説明欄、一般事務費の43万1,000円は、都市整備部の各課で使用、管理している公用車20台について、当初予算算定時には想定できなかった原油価格の高騰などにより燃料代が不足することから、燃料代を増額するものでございます。
次に、目3.公園費、説明欄、公園施設管理費の一般管理費452万円は、市内各公園施設の公園灯について、当初予算算定時には想定できないほど大幅に電気料金が上昇し、高止まりの状況が今後も継続する見通しとなったことから電気代を増額するものでございます。
次に、説明欄、施設管理運営費の公園施設管理運営費223万3,000円は、九華公園等の都市公園8施設の電気代について、さきの一般管理費と同様の理由から電気代を増額するものでございます。
次に、目4.土地区画整理事業費、説明欄、ブランド推進事業費の桑名駅自由通路管理運営費51万9,000円は、桑名駅自由通路のエレベーター及びエスカレーターの稼働や通路内照明について、さきの説明と同様に電気代を増額するものでございます。
議案第97号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第10号)につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
87:
委員長(
近藤 浩)
どうもありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
88:
委員(
伊藤惠一)
何点か順番にお願いします。まず、5ページの繰越明許ですが、駅西広場というのは、今ある仮のロータリーのことか、新しくつくる正式なロータリーの話か、ちょっと教えてもらえますか。
それから、土地区画整理事業費なんですが、確かに道幅とか下水とか公園とか、公園はどうなっておるか分かりませんけど、バスのロータリーとか、いろいろ社会資本がきれいに整備されていくのは結構なことなんですが、今見ているとそれだけだなということで、魅力というのは何か付け加わるというふうな見通しというのがあったらちょっと教えてもらいたいと思います。まず1点目ですね。
89: 桑名駅西整備事務所長(二木 健)
駅西整備事務所の二木です。よろしくお願いいたします。
まず、質問の1点目、今回の繰越明許に関しましては、今度新たにつくるロータリーの予算となっておりますので、よろしくお願いいたします。
2点目、魅力づくりの今後についてでございますが、多分
委員は御存じのとおり、今、既存宅地の区画整理事業ということで基本的には地権者に宅地を返すものとなっておりまして、市が所有する土地というものがないもので、なるべく民間事業者、または個人事業者には商業地域等に活用していただきたいとは思っておるんですが、やはりそうも言っておられず、普通の一般戸建てを建てたいということであれば、そこを阻害するというわけにもいかないので、その辺はちょっと注視しながら今後見ていきたいとは考えております。以上です。
90:
委員(
伊藤惠一)
桑名駅の東側は何十年前にはパルとかメイトとかそういうふうにして、にぎわいを創出しているんですが、それに比べると全く何もないなというような感がありましたので、質問させていただきました。答弁は結構です。
それから、2番目ですけれども、6ページの債務負担行為補正ということで、桑名駅の駅北自転車駐輪場の委託の補正が出てきていますが、これはどこへ委託されるのかということ。
それから、計画では関連して無料の駐輪場をつくるということになっているんですが、東側は今ゼロ台ですかね。ちょっと状況を教えてもらいたいのと、それから、自転車を置く人は、バスなり電車の利用者なんですけれども、バスなり電車の事業者から条例をつくって税金をもらうとか、あるいは自前でつくっていただくとか、そういう自転車法があるんですが、そこら辺は指摘して質問をさせていただいたんですが、見通しというか、協議というか、どのような状況になっているのか、ちょっと教えてください。
91:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
92: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)
都市管理課長の山下です。
まず、どこへ委託するかということは、今回令和4年度で債務負担を組まさせていただいて、今年度中に入札をして、その後、令和5年度からの委託業者を決めたいと思っております。
あと駐輪場につきましては、今、私どもがこの債務負担で上げている駅東に市が管理する駐輪場がございます。それから、駅西にも1か所駐輪場がございまして、今のところ、その2か所で運営している部分と……。
93:
委員(
伊藤惠一)
違う違う。東側に無料はあるかということ。
94: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)
東側の無料はないです。市が管理するところではありません。
あと自転車法ということで、今後駐輪場をどう整備していくかということですけれども、現在、駅西と東に1か所ずつというのと、それから益生駅にもありますけれども、今後の駅東西の整備の中で駐輪場というのは今のところは考えていなくて、民間の駐車場との兼ね合いもありますので、そこはちょっと今後考えていきたいと思っております。
95:
委員(
伊藤惠一)
最後に、もう1点だけ。大幅な電気料金の値上がりということで何か所か御説明いただきましたが、今、電力会社の契約はどことしてみえるのかということ。それから、大幅というのはどのくらいのアップ、何十%アップしてとか、大体で結構ですけど、教えてください。
96:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
97: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)
都市管理課長の山下です。
まず、契約については中部電力ということになっております。
それから、伸び率につきましては、各施設で予算科目ごとに出してはおるんですけれども、前年度に比べて、大体施設で1.2倍から1.61倍ぐらいの伸びがありましたので、それを後半の10月から3月を見込んで予算を計上させてもらっています。
98:
委員(
伊藤惠一)
1.2から1.6倍というのは、その違いは何かあるんですか。分かれば。
99:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
100: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)
これは施設ごとによって契約内容が違うと思うんですけれども、事細かにはちょっと分析しておりませんでして、4月から9月までの実績において、9月が伸び率は一番高かったので、9月の前年度からの伸び率を後期の10月から3月までの金額ベースでかけております。以上です。
101:
委員(
伊藤惠一)
それは施設の形態によって違うのか、それから例えば使う時間が違うとか、契約の内容なのか、そこら辺はどういう理由でなるのかは分かりますか。
102:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
103: 都市整備部次長(調整担当)兼都市管理課長(山下範昭)
まず、施設によって契約内容が個々に違いますのと、それから実際使っている金額がそれぞれ違いますので、その辺の細かな分析はできてはおりませんけど、伸び率として最高1.6倍ぐらいになっているということがあります。以上です。
104:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
以上で議案第97号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第10号) 所管部門に対する質疑が全て終了いたしましたので、討論に入る前に産業振興部長に入室をしていただきます。
(産業振興部長入室)
それでは、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
105:
委員(
伊藤惠一)
ほかにもあるんですけど、1点だけ指摘して反対の理由を申し述べます。
先ほど質問させていただいたんですけれども、桑名駅北自転車駐輪場の関係ですけれども、計画では駅から300、400メーター離れたところに無料のをつくるということなんですけれども、駅西の場合はどうか分かりませんけど、東側にはないということで、もちろん有料のことは有料で使われる方がおられるのでどうか分かりませんけれども、そこら辺の計画がなされていないし。
それから、自転車法によって、利用者は、鉄道会社やバス会社のお客様ですから、そこから税金をいただくとか自前で整備していただく、それが趣旨ですから。全然御答弁もなかったんですけれども、そこら辺の検討をしていっていただきたいんですが、まだそういう答弁がなかったので、そういう点を指摘して、何とか増やしていただければなという期待も込めて反対の理由とさせていただきたいと思います。
106:
委員長(
近藤 浩)
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
議案第97号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第10号) 所管部門について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
ありがとうございました。
挙手多数と認め、原案のとおり可決することに決しました。
ここで、産業振興部長には退室をいただきます。
(産業振興部長退室)
───────────────────────────────────────
○議案第105号
107:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第105号 桑名市建築開発関係手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
108: 都市整備課建築審査室長兼建築監視員(川畑真砂樹)
建築審査室長、川畑でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
私からは、議案第105号 桑名市建築開発関係手数料条例の一部改正について御説明させていただきます。
議案第105号の条115ページをお願いいたします。
本条例の一部改正でございますが、ページが少し飛びますが、条123ページをお願いいたします。
改正のあらましにございますように、都市の低炭素化の促進に関する法律、以下、エコまち法と略して御説明をさせていただきます。エコまち法及び建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律、以下、建築物省エネ法と略して御説明させていただきますが、この両法の改正に伴いまして所要の改正を行うものでございます。
その下の関係条文対照表を御覧ください。
まず、別表第3の都市の低炭素化の促進に関する法律関係の手数料の改正内容につきまして御説明します。
エコまち法では、二酸化炭素の排出の抑制に資する建築物を低炭素建築物として所管行政庁が認定する制度がございまして、認定を受けた低炭素建築物は税制上の優遇措置や融資金利の引下げ等の措置を受けることができます。
これまでの認定制度では、建築物全体での申請、住戸の部分のみでの申請、建築物全体及び住戸の部分での申請と三つの申請区分が設けられておりまして、例えば住戸の部分のみでの申請でありますと分譲マンションの中の一部分の住戸だけで認定申請することも可能でありました。
しかし、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取組を進めるに当たりまして、認定基準に太陽光発電設備等の再生可能エネルギー利用設備の導入が要件化されることになりました。これに伴いまして、分譲マンションの一部分の住戸のみで認定申請することができなくなり、原則建築物全体での認定申請となりますことから所要の改正を行うものでございます。
具体的な改正箇所でございますが、条123ページの別表第3、1の部のアの項、共同住宅等の住戸部分の欄の一番上、1棟の申請戸数が1戸のものの欄を削除いたしまして、それ以降の欄につきましては「1棟の申請戸数が」という記載を全て「1棟の総戸数が」に改めております。いずれも申請手数料に変更はございません。
同様に、条124ページ一番下から条126ページにかけましてのウの項につきましても、アの項と同様に改めております。
また、条126ページから条129ページにかけましての2の部におきましても、1の部と同様に改めております。
条129ページをお願いいたします。
備考欄の記載でございますが、法改正に伴います文言の整理をいたしております。
続きまして、条130ページをお願いいたします。
条130ページ一番下から始まっております別表第4、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係の手数料の改正内容について御説明いたします。
建築物省エネ法では、一定規模以上の非住宅建築物におきまして省エネ基準に適合することを義務化していますが、省エネ基準を上回ります誘導基準という厳しい基準に適合することについて認定する制度、性能向上計画認定制度という制度があり、当該認定を受けた建築物は容積率の緩和の特例を受けることができます。
これまでの認定制度では、先ほど御説明させていただきました低炭素建築物認定制度と同様に、分譲マンションの中の一部分の住戸のみで認定申請することも可能でございましたが、改正後は原則建築物全体での認定申請のみとなりますことから所要の改正を行うものでございます。
具体的な改正箇所でございますが、別表第4の表のうち条131ページから134ページにかけましての4の部及び条134ページから条137ページにかけましての5の部におきまして、先ほどの別表第3と同様に共同住宅等の住戸部分の欄の一番上、1棟の申請戸数が1戸のものの欄を削除し、それ以降の欄につきましては「1棟の申請戸数が」という記載を全て「1棟の総戸数が」という表記に改めております。いずれも申請手数料に変更はございません。
最後に、条137ページをお願いいたします。
備考欄になりますが、こちらも法改正に伴います文言の整理をいたしております。
議案第105号につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
109:
委員長(
近藤 浩)
どうもありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
110:
委員(
伊藤惠一)
伊藤惠一です。
簡単にお願いします。審査は多分、市でも民間でもよかったと思うんですけれども、今このような審査といいますか、公対民間というのはどのぐらいの割合でなされているのかなと。それをちょっと教えていただきたいのと。
それから、この関係かちょっと分かりませんけれども、審査のスピードが民間は早いと。市は全く出てこなくて、非常に遅くて事業が遅れていくというふうなことを指摘されたんですけれども、遅いからいけないということは思っておりませんけれども、そこら辺の説明、簡単で結構でございますけれども、認識がおかしくなければお答えいただければと思います。
111:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
112: 都市整備課建築審査室長兼建築監視員(川畑真砂樹)
伊藤惠一
委員の御質問にお答えさせていただきます。
まず、1点目、官と民の審査の割合というお話でございましたが、この認定制度におきましては、直接市に認定申請することも可能でございますし、民間で技術審査をした上で、市に認定申請をしていただくと。この認定自体は民ではできませんから、民間で技術的な審査のみをしていただいた上で、市に認定申請していただく。
113:
委員(
伊藤惠一)
民を通してと官、直接と何対何ぐらいですか。
114: 都市整備課建築審査室長兼建築監視員(川畑真砂樹)
ルートとしては直接来るパターンと民を通して来るパターンの2通りございますが、この認定に関しましては、ほぼ100%民間で技術審査をしてきていただいた上で公共に認定申請がされるということになっております。
2点目の審査スピードというところなんですけれども、
委員御指摘のお話が、この認定のお話なのかというところはちょっと分からないんですが、この認定申請においては民間で審査をしてきていただいた上で、公共での申請というのはもう民間での技術審査は終わっておりますので。
115:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第105号 桑名市建築開発関係手数料条例の一部改正について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
異議なしと認めます。
よって、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第108号
116:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第108号 工事請負契約の締結について(桑名駅西広場他整備工事)を議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
117: 桑名駅西整備事務所長(二木 健)
桑名駅西整備事務所の二木です。よろしくお願いいたします。
それでは、私からは、議案第108号 工事請負契約の締結について御説明させていただきます。
議案第108号のページを御覧ください。
工事請負契約の締結について、桑名駅西広場他整備工事の工事請負契約を締結することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
契約内容といたしましては、1、契約の目的、桑名駅西広場他整備工事、2、契約の方法、一般競争入札、3、契約金額3億5,207万7,000円、4、竣工期限、令和5年3月30日、5、契約の相手方、三重県桑名市梅園通43番地、三光建設株式会社、代表取締役、甲斐 周でございます。
以上が議案第108号 工事請負契約の締結についての御説明でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
118:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
119:
委員(
伊藤惠一)
ちょっと簡単に制度の仕組みについて説明をお願いします。失格基準価格ってパーセントでよかったですかね。87%ぐらいでしたか。ちょっとそこら辺を説明していただきのと、それから、調査基準価格がどういうものかということを、パーセントになってくるのか、中身のどういう部分か、簡単で結構なんですが、制度について教えていただけますでしょうか。お願いします。
120:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
121: 桑名駅西整備事務所長(二木 健)
委員御質問の件に関しましては、落札率でよろしかったんですかね。
122:
委員(
伊藤惠一)
落札率は聞いていません。失格基準価格が何%かということです。
123: 桑名駅西整備事務所長(二木 健)
すみません。ちょっと詳しい資料等を持っていませんので。申し訳ございません。
124:
委員長(
近藤 浩)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ほかにないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決をいたします。
議案第108号 工事請負契約の締結について(桑名駅西広場他整備工事)を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第109号
125:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第109号 工事請負契約の締結について(桑名市埋立最終処分場整備工事)を議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
126: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)
土木課長の小林でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
議案第109号の工事請負契約の締結について御説明させていただきます。
それでは、議案第109号を御覧ください。
東汰上地区の埋立処分場において外周の擁壁などを整備する予定としており、桑名市埋立最終処分場整備工事の請負契約を締結することについて、桑名市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
契約方法につきましては9月に一般競争にて発注させていただき、契約金額は1億3,940万3,000円でございます。竣工期限は令和5年10月28日、契約の相手方は桑名市大字桑部577番地の2、新成テック株式会社、代表取締役、野間真介となっております。
議案第109号の説明は以上でございます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
127:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
128:
委員(
伊藤惠一)
1点目、落札率を教えてください。
それから、この最終処分場ですが、最近運用が変わっていますか。前から変わっていないですか。ちょっと簡単にどんな運用か教えてもらいたいんですが、どういうものを運び入れて、誰が、業者の方もいいのか、市民はもちろんいいと思うんですけれども、料金もどんなことかということで、ざっとで結構ですので、お願いします。
129:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
130: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)
委員より2点御質問をいただいております。そのうち、まず、落札率につきましては今回低入札価格での落札となっておりまして、85.9%の落札率で入札いただいてございます。
また、2点目の最終処分場の運用についてでございますけれども、今回の擁壁整備工事を所管の部署から委託されておりますもので、今後、また搬入等される計画とは伺ってございますけれども、何をどのように入れていくかというところまでは伺っておりませんもので、申し訳ございません。以上でございます。
131:
委員(
伊藤惠一)
落札率ですけど、最近管轄の落札で、これも入札の部署しか分からないかもしれませんが、把握してみえるのか分かりませんけれども、大体何%から何%ぐらいに行っておるのか。そこら辺は把握してみえますか。ずっと高止まりしているというのは、これは80何%、かなり低いかなと思うんですけれども、どんな状況か。分からなかったら、また改めてでも結構ですし、分かればお願いします。
132: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)
委員御質問の一般的な入札の落札率ですけれども、最近の工事を発注させていただく中で工事の金額によって、率はもちろん変わってくるんですけれども、大体ここ最近90%以上の最低制限価格ぐらいにはなるかと認識しております。
133:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
134:
委員(伊藤真人)
伊藤です。
入札の価格について、あまり答弁してもらえないと思いますけれども、分かっている範囲でちょっと教えてほしいんですけど、この基準価格は公表されていて、入札7社のうちの5社が同額入札というのは何が考えられますか。
135:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
136: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)
土木課の小林です。
委員御質問の落札業者1社以外で同額という御質問で、それの理由といたしましては、通常参考の表にあります調査基準価格という金額が入っておりますけれども、こちらが通常の工事でいけば最低制限価格になり、通常の発注であればこの金額が皆さん同額でくじ引などを行っていく流れに一般的にはなるんですけれども、今回の工事が1億円以上の整備工事でございまして、低入札制度を活用されておりますことから、今回の新成テック株式会社が、さらに金額を安価にした失格基準価格以内で入札していただいておりますことから、ほかの5社とは金額の乖離が発生しているものでございます。簡単ではございますが、説明は以上でございます。
137:
委員(伊藤真人)
ちょっとよく分からないけど、失格基準価格を1万円オーバーしただけですよね。この会社というのは。それで、基準価格も公表されているんですね。取りたくないところは基準価格を入れとけみたいな感じになっちゃうんかなと思うんですが、この入札が失格価格を少しだけ上回ったという、たまたまそういう結果になったという判断でよろしいですかね。
138:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
139: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
都市整備部の佐藤でございます。
失格基準の価格についてですけど、事業者によっては計算式を把握して、額自体は公表されておりませんが、算定式については、ある程度公表されておると伺っております。そういう関係で努力される事業者については失格基準価格を少し乗せた感じで入札されて、なおかつ、この価格で請け負うことができると確認させていただいた上で契約行為に入りますので、こういう低入札制度の中の調査基準価格でございますけど、これをまずは第1の基準、その次に計算して失格基準価格をいけるかどうかという社内でもんだ上で、この価格を入れてみえたというふうに推測します。以上でございます。
140:
委員(伊藤真人)
失格基準価格というのもある程度パーセンテージで計算できるということなんですね、業者で。オープンにはされていないけれども、ある程度把握できるということでよろしいですね。
141:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
142: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
そういうふうに伺っております。
143:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第109号 工事請負契約の締結について(桑名市埋立最終処分場整備工事)を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
異議なしと認めます。
よって、原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────
○議案第111号
144:
委員長(
近藤 浩)
次に、議案第111号 市道の認定及び変更についてを議題といたします。
当局の説明をお願いいたします。
145: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)
土木課長の小林でございます。よろしくお願いいたします。
議案第111号 市道の認定及び変更について御説明させていただきます。
それでは、議案第111号を御覧ください。
市道の認定及び変更を行うに当たり、道路法第8条第2項及び同法第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
1ページめくっていただきまして、1、認定する路線を御覧ください。
今回は2路線の新規市道認定でございます。
1ページめくっていただきまして、長島町十日外面地区認定路線図を御覧ください。
路線名称は十日外面1号線でございます。本路線は、国道1号の東部拡幅事業に伴い、工事完成までの切り回し道路として整備される予定の路線でございます。暫定的ではありますが、当面は本路線に変更となります起点が丸、終点が三角印で表しております。
1ページめくっていただきまして、長島町十日外面他地区認定路線図を御覧ください。
路線名称は松ヶ島十日外面線でございます。本路線もさきの路線と同様に、国道1号の東部拡幅事業に合わせて今後整備予定の路線であります。本路線につきましては、現時点での供用開始時期は未定であり、国道1号の完成に伴い供用開始予定となります。こちらも起点が丸印、終点が三角印を結ぶ路線でございます。それぞれの2路線の起点、終点、延長、幅員は、資料下段の記載のとおりでございます。
1ページめくっていただきまして、2、変更する路線を御覧ください。
変更する路線につきましては合計2路線でございます。
1ページめくっていただきまして、長島町十日外面他地区変更路線図を御覧ください。
路線名称は庁舎前西島線でございます。本路線も新規認定と同様に、国道1号の東部拡幅事業に伴い、起点部分の変更でございます。変更前後の起点、終点、延長、幅員につきましては、資料下段の記載のとおりでございます。
1ページめくっていただきまして、長島町十日外面地区変更路線図を御覧ください。
路線名称は、十日外面小段線でございます。本路線も、さきの路線と同様に、国道1号の東部拡幅事業に伴い、終点部分の変更でございます。変更前後の起点、終点、延長、幅員につきましては資料下段の記載のとおりでございます。
議案第111号につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
146:
委員長(
近藤 浩)
ありがとうございました。
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
147:
委員(
伊藤惠一)
2点お願いします。認定と変更で一つずつなんですが、まず認定のほうで路線名、十日外面1号線なんですが、これはアクアプラザでしたっけ。1号線から、なばなへ行く道が南の伊勢大橋のほうへ迂回されるということなんですが、皆さんも御存じのように伊勢大橋は歩行者や自転車を使われる方が多いんですが、今既存の信号から、なばなのほうへ行く道路は歩道があるんですが、この新設認定予定の道路に関してはございますかというのが1点です。
それから、もう1点、変更ですけれども、庁舎前西島線を延ばすということなんですが、一番幅員の狭いところ、これまでは4メートルが新しく3メートルになるということなんですが、これはどういうことなのか。ちょっと説明をお願いできますか。基本は今、市道は6メートルぐらいですか。狭隘道路は広げていくということなんですが、逆のことになっているんですが、お願いをいたします。
148:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
149: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)
土木課の小林でございます。
まず、
委員より御質問いただきました新規路線の十日外面1号線の歩道の今後の計画でよろしかったでしょうか。今、暫定的に今回、十日外面1号線の歩道の整備を計画していただいておりますけれども、今後の進捗に合わせて仮の歩道を既設の部分であったり歩道の誘導灯、また歩道の整備は工事の中でつくっていただくと伺ってございます。
そして、2点目の変更の部分、市道庁舎前西島線でございます。こちらは延長が延びている部分で、前回は幅員が最低4メートルからということでございますけれども、今回西島線の延長が堤防道路に登る形の道が新たに認定される予定となっております。それが3メートルとなっております。この3メートルといいますのが現道の堤防道路の幅員が約3メートル、それを今回の東部拡幅事業の中で原形復旧という形で、国の整備で一緒に行っていただく関係上、同じ幅員3メートルで整備していただくこととなっております。以上でございます。
150:
委員(
伊藤惠一)
再質問させていただきますが、認定路線のほうですが、道路が使われるまでに歩道も完備されるということでよかったんでしょうか。それとも、何か不明のような、ちょっと分からないような答弁だったんですが、ちょっとまず1点お願いします。
151:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
152: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)
土木課の小林です。
先ほど分かりづらい説明をしてしまいまして申し訳ございません。今回の新しく暫定の道路をつくるところには歩道は含んでおりませんけれども、既存の市道の部分、こちらのところで歩道など通行できるように、今、工事をやっていく中でつくっていくというお考えを伺ってございます。
153:
委員(
伊藤惠一)
その既存の道路というのは使えなくなるというふうに聞いていますけれども、歩道は残していくということなんですか。もう一度お願いします。
154: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
都市整備部の佐藤でございます。
今回、本線これ暫定路線でございます。なぜかといいますと1号線が上がります。現道を使っておる市道、長良川堤防福吉十日外面線、この路線のもう一つ北側ですか。現道を使っている、なばなのほうへ行く道が1号線が高くなることによってそこの工事が必要になりますので、今回この路線を仮設として回すことで一旦市道認定すると。通過交通をこれで処理した上で、従来使っておった本線を上げにいきます。その本線については歩道をつけるというふうに伺っておりますので、暫定形の中で歩道については、一旦は仮設ということでお願いします。
155:
委員(
伊藤惠一)
ないということですか。それが一時期ないということですか。
156: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
ごめんなさい。訂正します。あります。仮設でもあるということです。
157:
委員(
伊藤惠一)
そうするとこれを見てきたんですけど、今、暫定の工事をしているんですが、暫定というのは、どういうことなんですか。本物というか、正式なものはどうなるんですか。1号線のトンネルみたいなものを通していますよね。これが暫定で何が本物になるんですか。
158:
委員長(
近藤 浩)
御説明をお願いします。
159: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
都市整備の佐藤です。
まず、上げる前段でこちらを処理します。その上で上がった上は下の隧道に通すと。そのまま本設、上流から下流へ行く際のアンダーで通るというふうで。
160:
委員(
伊藤惠一)
場所は変わらないですか。
161: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
場所は変わらないです。
162:
委員(
伊藤惠一)
歩道はあるんですか。
163: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
あります。
164:
委員(
伊藤惠一)
それから、3メートルしかないという話なんですが、変更ですか。今、既存の側道が3メートルという御説明だったか、ちょっと聞き取れなかったんですが、多分そうだろうと思うんですけれども、新しく堤防の上へ上げるんですよね。つくるんですよね。だから、それは拡幅というか、市の考え方というか、4メートルなのか6メートルなのか知りませんけれども、ちょっと基準を教えてください。何メートルなのか。6メートルなのか。そういう検討はなかったんですか。何で3メートルでいいのかちょっと分からないんですけど。
165:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
166: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)
土木課の小林です。
既存の道路の幅員は3メートルでございまして、それに合わせる形での機能回復で今後進めていっていただいてございます。また、国との協議の中でも堤防道路に上がるところにつきましては既存道路の機能回復になりますことから、拡幅することはちょっと難しいという協議の内容でございました。
167:
委員(
伊藤惠一)
今の道路でも3メートルというと車が通ったら人が通れないぐらいの狭さですよね。だから、それをそのまま持ってくるということには問題があるのかなと思うんですけれども、今、機能回復って言われたんですけど、それはその3メートルしか国が認めなかった。多分堤防は国の持ち物だと思うんですけれども、それ以上は認めなかったというようなことなのか。それとも、桑名市がプラスアルファ4メートルなり何メートルか知りませんけれども、6メートルか。それは言わなかったのか、予算がなかったのか、何か理由があったのか、そこら辺はどうなんですか。
168:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いいたします。
169: 都市整備部理事(スマートインター・庁内連携担当)(佐藤良治)
都市整備部の佐藤でございます。
伊藤
委員言われるように、市は、基本的に4メーター欲しいと思っております。ただ、既存、認定、以前から認定外ですが、一般交通でこちらは河川の管理用通路として河川管理者がイレギュラーで管理をしていただいたというような部分が点線でございます。同じ国交省の中なんですが、そこを道路事業で改編する中で市道を認定するという協議を進めてきた中で、うちも4メーターを推したいところだったんですが、やはり堤防敷、堤防を膨らます必要があるということで、近隣の方へ影響が及ぶということから、原形復旧でという協議結果になった次第です。以上です。
170:
委員(
伊藤惠一)
予算としては4路線、全てじゃないとは思うんですが、変更というか、3メートルの原形復旧ですか、機能回復ですか。この部分も市としては予算は出さなくて、全て国の予算で執行していくということでよろしいですか。
171:
委員長(
近藤 浩)
説明をお願いします。
172: 土木課長兼伊勢湾台風記念館長(小林信幸)
土木課の小林です。
委員御質問のとおり、市からの負担はございません。以上でございます。
173:
委員長(
近藤 浩)
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
次に、議案に対する討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第111号 市道の認定及び変更について、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認めます。
よって、原案のとおり可決することに決しました。
以上で都市整備部所管部門における付託議案の審査は終了いたしました。
ここで暫時休憩をいたします。
午後0時13分 休憩
午後0時24分 再開
174:
委員長(
近藤 浩)
休憩前に引き続き、都市経済
委員会を再開いたします。
───────────────────────────────────────
○所管事務調査について
175:
委員長(
近藤 浩)
次に、都市経済
委員会の所管事務調査についてであります。
本
委員会の所管事務調査事項は、配付の調査項目(案)のとおり決定したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定をいたします。
なお、各派代表者会議で議長から周知されましたとおり、今後、各常任
委員会において政策提言に向けた協議を進めていくこととなります。したがいまして、まずは各自でテーマ等を考えておいていただくようよろしくお願いいたします。
───────────────────────────────────────
○閉会中の継続調査について
176:
委員長(
近藤 浩)
次に、閉会中の継続調査についてお諮りをいたします。
先ほど決定いたしました所管事務調査事項については、議長に対し、それぞれ閉会中の継続調査の申出を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定をいたします。
───────────────────────────────────────
○閉会中の
委員派遣について
177:
委員長(
近藤 浩)
次に、閉会中の
委員派遣についてお諮りをいたします。
閉会中の継続調査事件の調査を行うに当たり、
委員派遣を要する場合、議長に対する
委員派遣承認要求の手続については正・副
委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定をいたします。
───────────────────────────────────────
○
委員会審査報告書及び
委員長報告について
178:
委員長(
近藤 浩)
次に、本
委員会の
委員会審査報告書及び
委員長報告の案文につきましては、正・副
委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
異議なしと認め、そのように決定をいたします。
以上で、都市経済
委員会を閉会いたします。
午後0時25分 閉会
委員会条例第31条の規定により、ここに署名する。
委 員 長 近 藤 浩
副 委 員 長 永 野 元 康
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